火曜日, 3月 24, 2009

追憶 2

18日朝、ピーは元気がなく食欲もない。動物病院に駆け込んだ。混んでいてやっと診察していただいた結果は突発性血小板減少症。血小板がほとんどない。当然出血、そして貧血。すぐに治療が始まった。止血の注射、血小板造産のための注射やら、そして点滴、帰宅したら午後もかなり過ぎていた。ピーはコタツ布団の処でだるそうに寝ている。だが呼べば反応があり夕食も食べた。次の日から血小板は出現したけれど貧血状態が進んだ。診察初日のPCV(%)31%(貧血の指標、基準値37~55)が21日には22%まで下がった。22日は一日用があり朝からピーを病院に預けて出かけたので、貧血が改善せず緊急を要すると判断された先生がドナーを依頼しピーに輸血をしてくださった。その効あって翌日の検査では37%と改善し、その後も治療効果をあげるための先生の熱意と誠意のこもった治療が続けられた。しかし胃か腸か内出血は治まらず便は依然真っ黒く皮下出血も波があった。ピーは呼んでも反応しないことや食事も残したり元気がなく呼吸も荒くなり、ついに暮も迫った29日先生に全権をお任せして酸素室に入院ということになった。命を預かる現場に暮正月もなく、先生はじめスタッフの全員が本当に良くみてくださった。私は師走の気ぜわしい時期の突然の病院通いで忙しく、仕事も滞り気分的に焦ったり体調を崩し動けなかったりで初めて大掃除もしない年取りになった。

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