2008年12月16日(火)早朝、目覚めて眠れない。朝に弱い私には珍しい事、後で思えば4年前96歳で亡くなった父の命日であった。空には星がまたたき寒さもそう厳しくない。かねてからの北アルプスの朝焼けを撮りたいおもいが頭をもたげむくっと起きて出かけた。期待ほどの感動ではなかったが朝からの日本晴れに又心動かされることになった。帰宅して、父と8年余を共にしたマルチーズ犬ピーの世話をした時にウンチが黒いのに異変を感じながらもスキーに出かけ、ボランティアをして、夕日の北アルプスも撮って家に戻るともう暗かった。ピーはうれしくて飛び回っているがひどい血尿を出していて、ピーが寝ている所のコタツカバーも汚れていた。夜ピーの体を撫でながらお尻に皮下出血があるのに気付いたけれど、いつもと変わらない時間が過ぎていった。次の朝も真っ黒な便、血尿は薄くなったけれど元気も食欲も変わらない。それでどうしても休めない外出となった。この日点状出血は腹部等にも広がっていた。ピーは父亡き後一人でこの家を守り、私が朝晩時に昼も訪れてピーと関わった日々、、が終わろうとしていた。
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