水曜日, 11月 04, 2009

カウンセリング講座




昨朝は近くの山がうっすらと白く、今朝は-2.2度の寒さでした。
が、日中は晴天で、昨日は心温まり豊な時間を過ごしたので紹介したいと思います。
NPO法人長野県カウンセラー協会主催『青少年のカウンセリング体験継続講座』での松本文男理事長の話からです。
〈人は誰もが競争心があり人に勝ちたい、他人をつぶしたいという感覚があり、前頭連合野がつかさどる。一方大脳辺縁系では仲間になりたい、協力したい、平和が好きといった感覚がある。この両者を結ぶのが心、感情である。脳波でみるとα波は心穏やか、安心、静か、安定、素直のような状態で、γ波は怒り、興奮、嫌い、いやだの様な状態にある。競争心が強まると人を殺したいと思うほどになるが、協力が一番大事というふうになるのは、人の感情の6~7割を受け止められた時になる。これはカウンセラーが安定感のあるα波であって、人の感情をそのままに受け止めてγ波をα波にもっていくことで、カウンセラーの仕事である。病気になった時自己治癒力が出るのもテストで実力が出せるのもα波の時である。〉
疲労やストレスで前頭連合野が活発になり自他共に傷つき悩み苦しみ辛い思いをしている人の多い状況を思い、人の心を感じることの大事さを学び共に思いやった一日でした。

2 件のコメント:

take さんのコメント...

「人の心を感じることの大切さ」そうでありたいと思いつつも、わが心と考力、地に潜っていきそう。
良い教えを有難うございました。
頑張らなくては・・・

ちょろ さんのコメント...

私も勉強になりました。
前頭連合野と大脳辺縁系でそんな感覚が違うのですね。ビックリしました。